井の中のゲーム好きなカエル

へっぽこな1ゲーマーが、いろいろなゲームを紹介します。

ゲーム紹介その14 妖怪ウォッチ

お盆の時期ですが、まだまだ暑いですね〜

夏といえば怪談。怪談と言えば妖怪モノ!現代の妖怪モノといえば『妖怪ウォッチ』!と思ったため、今回はシリーズ一作目について紹介したいと思います。

 

妖怪ウォッチ』は2013年にレベルファイブより発売された3DS用ソフトです。ジャンルはRPGで、内容としては様々な妖怪たちと時に戦い時に悩みを解決しながら友達になり、交流する事がメインとなるでしょうか。

一大妖怪ブームを巻き起こしたコンテンツです!

以下、ストーリーのあらすじと内容の説明になります。

 

あらすじ

夏休みに、虫取りに山に入った主人公。山中で不思議なガチャガチャマシーンを発見する。ガチャを回すと、カプセルから飛び出したのは自らを妖怪執事と名乗る「ウィスパー」であった。ウィスパーは主人公に「妖怪ウォッチ」を渡し、人間と妖怪の橋渡しをして欲しいと頼んできた。

ここから、主人公の奇妙で楽しい妖怪との一夏の物語が始まった。

 

内容について

ストーリーはギャグありシリアスありの王道展開ながら、意外とエッグいネタを仕込んでくるあたりがこの作品の魅力の1つだと思います(笑)

子供向けだと思って油断していたら、なかなかやりごたえのある部分もあって「さすがはレベルファイブ…」というところです。

 

さらっと、一通り触れていきます!

 

まずは、ストーリーについてです。

基本は章ごとに何か事件が起こり、それを主人公と友達妖怪とで解決していく、という流れで話しが進みます。

主人公は、男の子主人公のケータ(天野景太)と女の子主人公のフミちゃん(木霊文花)の2人から選べます。主人公の名前は好きにつけられるので、自分の名前やニックネームなどでも遊べます。選んだ主人公によってキャラクターの会話やイベントに違いがあるので、両方で遊んでみるのもいいと思います。

基本的に、事件と言っても日常での些細な出来事(不思議な事は全て妖怪のしわざ!ですね)のため平和な感じですが、ゾッとするような恐ろしい妖怪に出くわす事もあります…。人食い妖怪なんかもいますよー。

各章のラストには巨大なボス妖怪とのバトルが待っています!

 

というわけで、続いてバトルシステムについての説明です。

バトルはなんと一部を除いてオートバトルです!戦いに出る妖怪たちはそれぞれ自由きままに敵に攻撃したりサボったり(笑)します。プレイヤーがする事は、アイテムで妖怪達を回復したり、前列と後列を移動して敵に有利な陣形を組む事が主な行動となります。

私は「いやいや、自分で操作しないの!?楽しいのかコレ!?!?」と初めはびっくりしましたが、アイテムを投げたり敵にとりつかれた友達妖怪をおはらい(物理)したりと中々忙しい!スリリングで楽しかったです!

敵にとりつかれたままだと、行動ができなくなったり毎ターンダメージを受けたりするため「おはらい」が必要なのですが…妖怪が妖怪に取り憑いて、しかも小学生がおはらいをするってどうなってるの!?などなどツッコミどころ満載ですが、楽しければ良いのです!!!(たぶん)

 

最後に、キャラクターについてです。

2016年現在、アニメやマンガ、ゲームなどさまざまなメディアで展開している妖怪ウォッチですが、実は各メディアで微妙に異なる点がたくさんあります。本当に沢山あるので省略しますが、キャラクターの設定について少し例を挙げたいと思います。

 

例えば、男の子主人公のケータは、ゲームでは素直で元気、そしてちょっと生意気な所がある「普通」の男の子と設定されています。ところがマンガ版では1ページ目から出落ちの顔芸を繰り広げたかと思えば妖怪にもキツイツッコミを入れ、しかしどんな妖怪相手でも優しさを持って接するというキャラクターになっています。一応本人は「オレは普通の小学生!!!」と普通アピールをしていますが(笑)ふ、普通…?かな?

ケータ以上にメディアで差が出たキャラクターと言えば、ウィスパーが挙げられます。

ゲーム一作目では、「冷静で博識、しかしドジで少しお調子者」な執事キャラだったのですが、アニメではダメな面が強調され「妖怪パッドでカンニングして情報を出す」などちょっと小ずるくてうるさいキャラ付けになっています。愛嬌があるので憎めないキャラにはなっていますが(笑)個人的には、ゲームとアニメで結構性格が違うように感じたため、驚きでした。ちなみに、ゲーム二作目ではアニメに準拠したためか、できる執事キャラがどこかに行ってしまいました!ちょっと、残念かも…(苦笑)

これ以外にも沢山あるので、もし興味が出たらさまざまなメディアでの妖怪ウォッチを見てみるのもいいかもしれません!

 

普通の小学生が体験するにはかなりぶっ飛んだ夏休みですが、なんとなく雰囲気がノスタルジックでのめり込んでしまうゲームでした。虫取りに山に行ったり、友達と自転車で爆走したり、夜の学校(の付近)で肝試しをしたりと中々レトロな夏休みを過ごした事のある筆者としては、しみじみとしてしまう所が多々ありました。…田舎暮らしの筆者です(笑)

 

今年は『妖怪ウォッチ3』が発売したり、今秋には『妖怪ウォッチ』がスマートフォンに移植(予定)されたりと妖怪ウォッチフィーバーが続いています!スマホ版の方でも遊びやすくなっているといいな…。また、まだまだ妖怪ウォッチ関連のアプリや派生作もあるため、全て遊び尽くすのは大変だと思いますw

今回紹介した一作目、そしてゲーム二作目は特にお勧めしたいゲームです!2の紹介もまたいずれ…。

現在私は妖怪ウォッチ3を絶賛攻略中です。…発売日に買えなかったのと予定が立て込んでいるのとで、まだクリアしておりません…。こちらをのんびり攻略しつつ、夏休み気分を楽しみたいと思います…。

夏にぴったりな一作でした!